ノウハウ PR

コーヒー豆はお店ではなく家で挽くべき3つの理由

コーヒー豆はお店ではなく自宅で挽くべき3つの理由
【PR】当サイトは企業とアフィリエイトプログラムを提携しており、ステマ規制(景品表示法)を遵守して運用しています。

コーヒー豆を専門店などで買うときに、お店で挽いてもらうべきか迷うことがありますよね。

もしその日すぐに飲みきってしまうのであれば、挽いてもらって良いと思います。

ただそれ以外は基本的に家で挽くのがおすすめです。その理由を3つお話します。

理由1:風味が劣化していく

コーヒー粉

私たちが市場で入手できるコーヒー豆は、「焙煎前の生豆」「焙煎した豆」「焙煎した豆を挽いた粉」という3つの状態があります。

家で焙煎をしない限り、コーヒー豆専門店やコーヒーチェーン店などで「焙煎した豆」か「焙煎した豆を挽いた粉」を買う方がほとんどです。

「焙煎した豆」については、風味のピークは豆の種類や焙煎方法によって変わりますが、焙煎当日にミルで挽いて淹れても、10日後にミルで挽いて淹れても、そこまで大きな差はありません。(風味を落とさないよう、真空パックに入れて冷凍保存しておきましょう!)

しかし、コーヒー豆を挽いて「粉」の状態にしてからは話が違います。

コーヒー豆は粉にした瞬間から風味が少しずつ落ちていくのです。というのも、「酸素」「紫外線」「高温」「湿気」などの影響を受けやすくなるから。豆の状態でも影響を受けますが、粉にすることでもっと広い範囲でこれらに触れてしまい、風味の劣化につながるのです。

粉に挽いてから10日後に淹れたコーヒーは、「ドリップしてもコポコポとガスが出てこない」「なんだか酸味が強い」といったような劣化を感じます。

コーヒーは豆から粉に挽いた直後に淹れるのが、美味しく飲むために欠かせないポイントです!どんなコーヒーでもこのルールは変わりません!

理由2:賞味期限が短くなる

コーヒータイム

風味の劣化と似た話ではありますが、コーヒー豆を挽いて粉にすると、純粋に賞味期限が短くなります。

目に見えて腐るまで放置しておくことは基本的にないと思うので、賞味期限は「コーヒーとして飲めるかどうか」で考えます。

飲めるけれどこれはコーヒーの良さが感じられない、という状態は賞味期限切れとします。美味しい状態を逃すことは、丹精込めてコーヒーを作ってくれた生産者さんに申し訳ないです。

「焙煎した豆」の場合、美味しく飲むのは袋を開けてから2週間以内が目安で、冷凍保存すれば風味は確実に落ちるものの約1ヶ月半はもちます。コーヒーのような液体が飲めれば何でも良いなら、2〜3ヶ月後でもいけるかもしれません。

一方でコーヒー豆を「粉」にした場合は、袋を開けてから1週間以内に飲み切るのが目安です。冷凍保存していても、豆の状態よりも早く劣化してきます。

2週間経ったコーヒーでもまだ飲めます。しかし、1ヶ月後の状態はさすがによろしくありません。なので、賞味期限としては、多めに見積もって3週間〜1ヶ月弱といったところです。

理由3:コーヒーを淹れる楽しさを味わえない

コーヒーを持つ女性

コーヒー豆をお店ではなく家で挽くべき理由は、何ならこれが最大のポイントだと思います。

お店で粉にしてしまうと、コーヒーがただの飲み物になってしまうんです。

どういうことかと言うと、粉をドリッパーに入れて、お湯を注いだらもう完成。これだったらインスタントでも良いですし、コーヒーショップなどでわざわざ豆を買わず、スーパーやコンビニで売られているコーヒー粉で良いですよね。

これがダメという話ではなく、コーヒーはもっと楽しめるよ、ということを言いたいのです。

コーヒーが好きなら、良い豆を買って、自分で焙煎したり挽いたりして、自分なりに至高の一杯を淹れる。そんなことを追求するのも楽しいものです。

「今日はこれくらいの粗さで挽いてみようかな」「この豆とこの豆でブレンドしてみようかな」と、コーヒーを淹れることは、その動作一つ一つが楽しく面白いことだと思います。

誰かに挽いてもらったコーヒーは、自分で淹れたコーヒーではないような気がして、なんだか物足りないと私自身は感じてしまいます。

もしもコーヒーをもっと楽しみたいとお考えならば、「自分でコーヒー豆を挽く」というひと手間を加えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

お店で粉に挽いてもらうことは便利です。ただ、コーヒーがもつ風味を日々満喫したいのであれば、コーヒーは豆から粉に挽いた直後に淹れるという点が大事です。

コーヒー豆を粉にするための「ミル」は電動でも5,000円くらいです。手挽きミルはもっと安く手に入ります。

手動でも電動でも、これは好みで選びましょう。ちなみに、コーヒー専門店も世界のバリスタチャンピオンも多くが電動ミルを使っていますし、個人的にも電動が便利だと思います。

コーヒー豆はまとめて買うことも多いと思いますので、ぜひ家で挽くということにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。