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4モデル比較!自分に合ったフレアエスプレッソの選び方

フレアエスプレッソの選び方
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自宅でも手軽に本格エスプレッソを淹れることができる「Flair Espresso(フレアエスプレッソ)」。電気を必要とせず、完全手動のレバープレスという特徴があり、エスプレッソメーカーを比較検討している方であれば、きっと候補に挙がっていると思います。

ただ、フレアエスプレッソには4つのモデルがあり(2024年5月現在)、「値段以外の違いって何なの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。値段が高いほうがきっと性能は良いのでしょうが、若干の差異であれば出費を抑えたいですよね。

筆者
筆者
最上位モデルは税込みで9万9,800円!本格エスプレッソメーカーとしては安くても、なかなかの価格です。

そんなフレアエスプレッソの4モデルについて、何が違うのかを比較しました。購入を検討されているようでしたら、ぜひご参考ください。

ちなみに、フレアエスプレッソの正規品は公式サイトでしか取り扱っていません。トラブルを防ぐためにも、購入は公式サイトから行なうことをおすすめします。売り切れの場合、入荷予定については公式ラインで告知されるそうです。

https://flairespresso.jp

『Flair 58 Family』(フレア 58 ファミリー)はバリスタも納得の最上位モデル

画像引用:フレアエスプレッソ公式サイト

最上位モデル『Flair 58 Family』から見てみましょう。細かく分類すると『Flair 58 Plus』『Flair 58』『Flair 58x』という3種類があります。いずれも完全なプロ仕様です。

まず、粉を入れる「ポルタフィルター」というパーツが、業界標準の58mmとなっています。次点の上位モデル『PRO 2』は46mmであり、『Flair 58』はハイクオリティな味わいだけでなく、高速スピードでの抽出も可能としているのです。

さらに、フレームが頑丈で、抽出しやすいT字型のハンドル(しかも一部木製でデザイン◎!)となっています。手動型のエスプレッソメーカーとしての完成形のようなもので、エスプレッソ抽出に相当なこだわりがある方も納得できるのではないでしょうか。

バリスタがお仕事で使うようなクオリティですね。もちろん自宅用として使うのもありです!一生のパートナーになりうるエスプレッソメーカーだと思います。

自宅でもっと気軽にエスプレッソを楽しみたいという方は、後述する3モデルを比較することをおすすめします!

『Flair 58 Family』の3種類の違いについても簡単にご紹介します。

『Flair 58 Plus』:フレアエスプレッソにおける最上位モデルです。いろいろと贅沢な付属品がついている究極のマシンです。

『Flair 58』:シリンダーを電気で予熱可能です。安定的に3段階の温度調整ができる手軽さが魅力です。

『Flair 58x』:非電気式モデルです。シリンダーの予熱にはお湯や蒸気を使用します。

公式サイト:『Flair 58 Family』

『Flair PRO 2』(フレア プロ 2)はダブルショットが可能

画像引用:フレアエスプレッソ公式サイト

フレアエスプレッソの4モデルの中で、今最も注目されているのはこちらの『PRO 2』でしょう。

よく『Signature』との違いがわからないという声があります。実際わかりにくいのですが、簡単な理解としては、先に『Signature』が発売されていて、『PRO 2』はそのグレードアップモデルという立ち位置です。

『Signature』との大きな違いは、醸造システムにあります。入れられる粉の量・水の量は『PRO 2』のほうが多く、もちろん抽出できる量も多いです。最大抽出量は56mlとなり、『PRO 2』ではダブルショットを可能にしました。これがメインの違いです。

また、粉を入れる「ポルタフィルター」というパーツがオールステンレス製となり、耐久性・堅牢性・メンテナンス性がより向上したというのもポイントです。抽出のクオリティについても、より改善されました。

その他、ハンドル部分は人間工学にもとづいたシリコン製になり、圧力計部分もシリコンで周りを保護することで耐久性を向上させたのです。

このように、ダブルショットを淹れることも可能で、各パーツもより一層洗練されたのが『PRO 2』です。

性能も高いうえに、デザイン面はオールステンレスで魅力的です。一点、ハンドル部分にシリコンが付いたことで、「デザイン性が損なわれた」と感じる方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。これは好みの問題ですね。

公式サイト:『Flair PRO 2』

『Flair Signature』(フレア シグネチャー)は不便のない定番モデル

画像引用:フレアエスプレッソ公式サイト

『Flair Signature』はフレアエスプレッソメーカーの定番モデルです。

『PRO 2』よりも1回の最大抽出量は少し減り、ダブルショットは作れません。その分価格が抑えられています。あとは先程『PRO 2』の欄でご紹介した『Signature』との違いの通りです。

もう一度なぞるような話になってしまいますが、「ポルタフィルター」がオールステンレスではないので、パーツの耐久性としては少し劣ると言えます。また、デザイン面でオールステンレスが好みであれば、『PRO 2』一択でしょう。

といっても、『PRO 2』と比べて、抽出するエスプレッソのクオリティに、さほど差異は感じられません。さらに、ハンドルのシリコンがなくても、特段すべりやすくて危ないといったこともないでしょう。

また、どのモデルも共通して、「シリンダー」というパーツを予熱する必要があります。『PRO 2』には「予熱用シリコンキャップ」というものが付属していますが、『Signature』にはこのキャップが付属していないのです。

といっても、キャップの有無はさほど問題ではありません。予熱用シリコンキャップがあったほうが手間は減るのですが、公式の動画でも、予熱用シリコンキャップではなく、熱湯や湯気に直接シリンダーをさらす予熱方法を推奨しています。

まとめると、『Signature』はダブルショットを飲むかどうか、デザイン面で譲れないものがあるかどうか、で『PRO 2』と比較すると良いでしょう。

1回の抽出でシングルが飲めれば良いし、オールステンレスじゃなくても価格が少し安いほうがいいかな。という方には、この『Signature』がおすすめです。

公式サイト:『Flair Signature』

『Flair NEO』(フレア ネオ)は粉が粗くてもエスプレッソ抽出可能な有能マシン

画像引用:フレアエスプレッソ公式サイト

『NEO』の特徴は、お手頃価格で、シンプルに、美味しいエスプレッソが作れることです。4モデルの中で最も低価格となっています。

また、大きな特徴は、エスプレッソ用に挽いた粉でなくても、美味しいエスプレッソの抽出ができること!

『PRO 2』や『Signature』にはない、「Flow Control Portafilter(フローコントロールポルタフィルター)」というものがあり、これがお湯の流量を制御し、最適な時間で圧力を加えて、エスプレッソを抽出してくれるのです。

色々な粉の粒度に対応して、最適な圧力がかかるというのがポイントです。うまく圧力がかからないと、単に濃くて苦いだけのコーヒーになってしまうので。

「今持っているミルでは、エスプレッソ専用の粒度に粉が挽けない…」「エスプレッソメーカーを買う場合には、ミルも新しく買わないと…」と悩んでいる方も少なくないでしょう。

そんなときにも、『NEO』なら今お持ちのミルで、本格エスプレッソを楽しむことができるのです。画期的ですね。

『58x』は別格として、比較的近いモデルである『PRO 2』や『Signature』と比べて、『NEO』には粉を平らにする「タンパー」や、持ち運びのための「キャリングケース」が付属していません。少しだけ付属品が少ない、ザ・エントリーモデルといった立ち位置です。

そんな足りない部分はありつつも、性能はもちろん保証されています。公式サイトでの購入なら、圧力計も付属しています!手作りエスプレッソを始めるにはもってこいのモデルでしょう。

公式サイト:『Flair NEO』

4モデルそれぞれは、こんな人におすすめ!

エスプレッソと砂糖

フレアエスプレッソの4モデルについてご紹介しました。そして、上記の特徴から、それぞれ「こんな人におすすめ」というのをまとめました。

『Flair 58 Family』がおすすめの人
  • 仕事で使うエスプレッソメーカーを探している
  • 手動で究極のエスプレッソを淹れたい
  • 性能にもデザインにもこだわりたい
『Flair PRO 2』がおすすめの人
  • 仕事場、もしくは自宅で本格エスプレッソを楽しみたい
  • 他のエスプレッソマシンよりも安価なものを探している
  • 出費を抑えつつ、もちろん性能にはこだわりたい
  • エスプレッソ用にコーヒー豆を挽くミルを持っている
  • ダブルショットも淹れたい
  • 洗練されたデザインが好き
  • 耐久性やメンテナンス性も大事
『Flair Signature』がおすすめの人

ほぼ『Pro 2』と同じで、以下の点だけ違う方

  • ダブルショットではなく、1度に抽出するのは1杯分で十分である
  • ポルタフィルターのオールステンレスによる、耐久性・メンテナンス性・デザイン性には、そこまでこだわらない
  • 『Pro 2』よりも安価に、同じレベルのエスプレッソ体験がしたい
『Flair NEO』がおすすめの人
  • エスプレッソ用にコーヒー豆を挽くミルを持っていない
  • だけど、今持っているミルで、自宅で気軽に本格的なエスプレッソを楽しみたい
  • フレアエスプレッソが気になっていて、一番安価なモデルでも遜色のないエスプレッソが飲めるのかな?と心配している(※他のモデルより付属品が少ないものの、美味しいエスプレッソが飲めます!)

まとめ

池とエスプレッソ

フレアエスプレッソの4モデルについて比較しました。ご紹介した順に上位モデルとなっており、「どのレベル・量のエスプレッソを求めているか」によって自分に合ったエスプレッソメーカーを選ぶことができます。

個人的には『Flair NEO』がエスプレッソ初心者にも優しい設計になっていて、なかなか優れた製品だと感じました。みなさんのフレアエスプレッソ選びの参考になれば幸いです。