家でコーヒーを淹れる際に「コスパ」が気になる方も多いのではないでしょうか。
毎日自分でコーヒーを淹れることで出費がかさむようであれば、コンビニやカフェで買ってきたほうが楽でいいと感じてしまいますね。
でも心配いりません。家で豆からコーヒーを淹れることは、コスパが良いんです。
コンビニやカフェでコーヒーを注文する場合や、インスタントコーヒーを作る場合、ドリップバッグ(粉とフィルターがセットになっている商品)で淹れる場合などとのコスパ比較を行いました。
それぞれコーヒー1杯いくらになる?
まず、家で豆からコーヒーを淹れる場合以外の1杯あたりの価格は以下の通りでした。
ジャンル | 商品 | 価格(税込) | 1杯あたりの価格 |
コーヒーチェーン店 | ドトールコーヒー ブレンドS(約150ml) | 280円 | 280円 |
コンビニカフェ | セブンカフェ ホットコーヒーR(約150ml) | 121円 | 121円 |
缶コーヒー(自動販売機) | UCCブラック無糖(185ml) | 140円 | 140円 |
ドリップバッグコーヒー | KEY DOORS+ドリップ オン スペシャルブレンド 10杯分 | 645円 | 64.5円 |
インスタントコーヒー | UCC ザ・ブレンド 114 袋180g | 1,006円 | 11.2円 |
※全て2024年12月17日現在の価格
※コーヒーチェーン店はテイクアウトの価格
※インスタントコーヒーは、はUCC公式推奨の通り1杯分は粉2g湯140mlで計算
※「UCC ザ・ブレンド 114 袋180g」はAmazonでの販売価格
コーヒーの各商品も値上がりが続いていて、「ドトールコーヒー ブレンドS」は2024年6月から12月の間で250円→280円に、「KEY DOORS+ドリップ オン スペシャルブレンド 10杯分」は581円→645円になりました。
家で器具も必要なく簡単に作れる「ドッリップバッグコーヒー」と「インスタントコーヒー」の場合には、店舗などで完成したコーヒーを買ってくるより、価格は断然安くなりますね。
特に粉をお湯で溶かすインスタントコーヒーは1杯あたり「11.2円」と、圧倒的に安くコーヒーを飲めることがわかりました。
豆からコーヒーを淹れる場合1杯21円〜57円ほど
ジャンル | 商品 | 価格(税込) | 1杯あたりの価格 |
カルディ | カルディ スペシャルブレンド/200g | 842円 | 42.1円 |
コーヒーチェーン店 | タリーズ ハウスブレンド 200g | 1,140円 | 57円 |
コーヒー豆専門店 | サクラブレンドコーヒー豆 200g | 1,100円 | 55円 |
※価格は執筆時点(2024年12月17日)
コーヒー豆を扱う店のなかでも、カルディは安価で、1杯あたり「42.1円」で本格的なコーヒーを飲むこともできるのです。
また、コーヒー豆専門店は多々あり、豆のグレードなどによって価格もさまざまです。今回はコーヒーサクラさんの商品で計算しました。ほかのコーヒー豆専門店でも、豆200gで1,000円〜1,500円ほどが一般的で、高くて2,000円くらいです。上記の価格であれば、一般的なドリップバッグコーヒー(58.1円)と変わらないといえます。
その他、ネットやスーパーなどの量販店でもっと安価に手に入るコーヒー豆もあります。以下の商品は、UCC上島珈琲さんがAmazonで扱っているもので、執筆時点での価格は600gで1,277円。1杯あたり21.2円です。
個人的にはコーヒー豆専門店での購入が一番のおすすめですが、とりあえず豆からコーヒーを淹れるのを試してみたい方は、こうした商品から始めてみるのも良いと思います!
豆を買えば本格的なコーヒーが安価で楽しめる
「インスタントコーヒーのほうが全然安いじゃん」「ドリップバッグコーヒーのほうが器具も必要ないし良いじゃん」とお思いになるかもしれません。
実際、インスタントコーヒーもドリップバックコーヒーも、ラクにおいしくコーヒーを淹れられます。
ただ、コーヒー豆は粉に挽いた瞬間から、徐々に風味が劣化していきます。そのため、挽きたてを淹れるのが一番おいしくコーヒーを味わう方法です。
豆を家で挽いてコーヒーを淹れる場合は、コンビニ各社自慢の抽出マシンで淹れるコーヒーや、カフェで淹れてもらうコーヒーと同じクオリティといえます。
それが物によっては21円〜57円ほどで、しかも家から一歩も出ることなく、新鮮なコーヒーが毎日飲めると考えれば、とてもお得ではないでしょうか。
まとめ
家でコーヒーを淹れる場合には、豆を挽くための「コーヒーミル」を買う必要があるなど、器具にかかる費用もありますが、何年も使い続けられるものなので、費用を1日換算したらほんの数円程度です。
しかも、自分でコーヒーを淹れる楽しさや満足感を知れば、器具にかかる数千円の費用はほとんど気になりません。コンビニやカフェでコーヒーを買う習慣がある方の場合、自宅でコーヒーを淹れるようになればかなりの節約になりますしね。
私としては、いくらかの出費を惜しんでとにかく安いコーヒーで済ませるより、コンビニやカフェで買うよりも断然安く、おいしいコーヒーを自分で好きなときに淹れられるという部分に大きな魅力を感じています!
価格・満足度・楽しさ・くつろぎなど全てを考慮すると、家で豆からコーヒーを淹れることが最もコスパが良いと言えるのではないでしょうか。同じ様に感じていただける方が一人でも増えたら嬉しいです。
自宅コーヒーを始めてみたいという方は、こちらの記事もぜひご覧ください。